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レトリックの戦場 加藤周一とフランス文学
「レトリックの戦場で僕は之から戦おうと思ふ」ーー戦後を代表する『雑種文化』や『日本文学史序説』で知られる作家・加藤周一は、その青年期にヴァレリーをはじめとするフランス文学の論者として活躍した。ロマン・ロランやレジスタンス文学を経て、パリ留学後のサルトルまで、加藤はフランス文学から受け継いだレトリックを磨き、日本文化論へと応用していった。稀代の知識人の軌跡をフランス文学との関わりに焦点を当てて検証し、外国文学を読むことの意義を探る一冊。
著者/編集者
岩津 航
出版社
丸善出版株式会社(Maruzen Publishing Co.,Ltd.)
ISBN
9784621306550
出版年
1 Jan 2021 – 31 Dec 2021
専門
人文科学
テーマ
文学
芸術と文化
地域
日本