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北に渡った言語学者
ソシュールの翻訳で知られる小林英夫の教えを受け、朝鮮語学の確立に貢献した天才言語学者、金壽卿(キム スギョン)。しかしその人生は、戦火と冷戦に翻弄され波瀾に満ちたものであった。若くして10数ヵ国語を操り、構造主義をはじめとする最新の学術に精通したその才能がたどる苦難には、20世紀のすべてが凝縮されている。知への情熱、家族との離散、社会主義体制下での制約と創造。歴史と思想がなだれ込む圧倒的評伝。
著者/編集者
板垣竜太
出版社
人文書院
ISBN
9784409520871
出版年
1 Jan 2021 – 31 Dec 2021
専門
人文科学
テーマ
言語学
伝記
戦争 / 平和
地域
東アジア
韓国
北朝鮮
日本