万葉集の起源

万葉集の起源
日本人は、恋をしたり、愛する人を失ったりすると、その心を俳句や短歌に詠んできた。それは最古の歌集『万葉集』以来、受け継がれてきた心性だ。『万葉集』では、人を恋しいと思う気持ちはどう歌われているのか。さらに時代を遡ると、それらの歌のルーツはどのようなものだったのか。著者は、今も歌垣で恋歌を、葬儀で挽歌を歌う中国少数民族の歌文化にその原型を求め、日本人の抒情表現の本質を明らかにする。

著者

遠藤耕太郎

出版社

中央公論新社

ISBN

4121025920

出版された

2020

専門

人文科学

テーマ

宗教
文学
芸術と文化

地方

東アジア
日本
中国